週末の天使

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ラドミル・エリシュカ
最初の1音で惹きこまれてしまう経験は初めてではないにせよ、そうそうあるものではない。

NHK交響楽団の定期公演Cプログラム。

スメタナ作曲、交響詩「ワレンシュタインの陣営」作品14。


指揮者は80歳を越えているが、しっかりとした歩き方でステージに登場。

客席に一礼すると、オーケストラに向かって「さあ、始めるよ」とでも言いたげに指揮棒を構える。

そして鳴った最初の和音。

速いテンポと切れのよさ。

これは今までの指揮者と違う。何かが違う。


16分の短い曲なのに、「ブラボー」の叫びと割れるような拍手の嵐(に聞こえた)。

何回も指揮者はステージに呼び戻される。

管楽器群やコントラバスにも歩み寄り、握手する指揮者は初めて見た。


2曲目はヤナーチェク作曲、シンフォニエッタ。

演奏のすばらしさに圧倒される。

指揮者が楽団員の信頼を完全に得ていることが、演奏を通して伝わってくるようだ。


3曲目。ドヴォルザーク作曲、交響曲第6番 ニ長調 作品60。

ドヴォルザークの交響曲の中では地味に思えたが、演奏の良さで聴き通せてしまった。

演奏が終わると、客席が満席ではないのに大音響の拍手喝采。

こんなに観客を沸かせたN響の演奏会ははじめてではないだろうか。


どの演奏にも単なる「作品」ではなく「音楽」を感じさせてくれる何かがある。

どうすればオーケストラをそのように鳴らすことができるのか。

ひとつには、この指揮者の曲の解釈の的確さとコミュニケーション能力にあるのではないかと思う。


プログラムによると、この指揮者ラドミル・エリシュカ氏は2009年2月にN響の定期公演に初めて登場し、その年の「最も心に残ったN響コンサート」の第1位だったそうだ。

このコンサートも間違いなく最も心に残るコンサートのひとつとなるだろう。

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